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(チェーンブログ:本に関して)河野多惠子『蟹』を読んで.1/3 (さしも草)

I-siteなんばでの理事会後、2階廊下書棚から河野多惠子のご本を3冊頂戴した。本屋でも、こんなに府女専・女子大関係者の本を揃えているところはない。感謝しながら戴いたものの、パグ子さんのチェーンブログを見るまで3か月ほど書棚の隅に置きっぱなしにしていた。パグ子さんに押されて、私も河野作品を読んでみよう。

まず、芥川賞受賞作の『蟹』を読む。短編なので一気に読むことができた。でも、読み終えて、何かモヤモヤとしたしこりが残った。なんだろう、この読後感は?

ストーリーは、房総で結核療養中の悠子と無邪気な甥っ子・武との触れあいを描いていて、二人で蟹を探し廻る。私は最初、この蟹探しとは自分の幸せ探しなのかと思い、なかなか見つけ出せないことに、幸せはそんなに簡単には辿り着かないよと思って読んでいた。でも読むうちに、そんな事では無いのではとイライラし始めた。彼女は武を異常に可愛がり、その一生懸命さに、なにか違和感があるのだ。

「河野多惠子『蟹』を読んで 2/3」へ続く)



  新潮社が河野多恵子に宛てた葉書が本に挿入されていた。

  

“(チェーンブログ:本に関して)河野多惠子『蟹』を読んで.1/3 (さしも草)” への1件のフィードバック

  1. 斐文会事務局 says:
    母校の作家の書籍差しあげますコーナー

    I-siteなんば2階廊下書棚に、芥川賞作家の河野多惠子さん(専20経)、米谷ふみ子さん(大1国)からの寄贈書籍コーナーがあります。 I-siteなんば2階貸室業務終了となる2027年9月30日までに書籍を撤収する必要があり、希望者にお持ち帰りいただいています。 対象は、女子大出身のお二人の書籍のみ、他のものは対象外です。ご希望の場合は、斐文会講座、支部長会、評議員会、総会などのおり、斐文会事務局員にお声掛けください。

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