【報告】琴の調べが紡ぐ ～ 筝曲部縦のつながり　

2025/06/22
於：住友生命いずみホール

　今年も13期生から50期生まで、総勢70余名の筝曲部「斐（あや）の会」（筝曲部ＯＧ会で「斐文会」から一字をいただく。）の皆さんが、「宮城道雄をしのぶ箏の夕べ」の演奏会に集いました。
　この演奏会は、女子大筝曲部創部以来、長年にわたりご指導いただいた故須山知行先生と中島警子先生が監修・出演なさってきた会です。
　毎年この会にご招待を受け、何度か、有志が出演させていただいています。私たち筝曲部員は学年の枠を越え、先輩後輩の縁を紡いできました。ここでは、一瞬にして皆、女子大生のあの頃に戻ります。
　今回も帝塚山・大仙それぞれの学舎での懐かしい思い出話に花が咲き、輝く笑顔の輪が会場のあちらこちらに広がっていました。
　御年百歳の中島先生は、筝曲宮城会の重鎮で、今なお、演奏会・大学でのご指導・地域の子どもたちへの琴の普及活動など、多方面で精力的にご活躍です。先生を囲んで和やかに談笑、記念撮影をし、先生より温かいお言葉とパワーをいただき、再会を誓って解散しました。
　ただ、大変残念ですが、この演奏会は今回の第50回をもって最後とされるとのこと。琴を通して紡がれた先生方や皆様方との長きにわたる大切な縦のご縁を思い、これからも何らかの形でつながっていけたらな、との思いを胸に会場を後にしました。
（大29国 松下）

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